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ミャンマーのラ・サール会学校再興協力募金

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2019年「聖ラ・サール没後300年」
ミャンマーのラ・サール会学校の再興に向けて

2019:CELEBRATE THE YEAR OF LASALLIAN VOCATIONS
ミャンマーのラ・サール会学校の再興に向けて
ラ・サール会総長の写真ラ・サール会総長
ロバート・スチーラ

ラ・サール学園同窓会は、昭和50年頃に現在の全国組織が立ち上がり、卒業生との情報交換を目的に昭和53年に同窓会誌「小松原」を発行しました。それを契機に約40年間現在のような活動を続けてきています。

その間、学園創立25周年記念事業の一環として故・松本實同窓会長が「聖ラ・サールの胸像」建立の目的で初めての募金活動を同窓会誌「小松原」を介し、全国の同窓生へ働きかけました。当時の卒業生は24期生迄の4,664名。目標300万円に対し、約600万円の募金が集まり、その胸像は今でも学園の中庭に残されて、卒業生の母校訪問時の心の拠り所ともなっています。

その後、同窓会はラ・サール学園からの要請に応じその都度、40年間で9回の募金活動を行って参りました。募金の目的は、①ラ・サール会アジア管区(現在は東アジア管区・LEAD)への協力、②学園の施設建設資金への協力、③国内の在校生の災害被災者家族への援助資金の協力、④学園内での不慮の事故の被害者への援助、⑤日本のラ・サール会施設建築資金の協力と多岐に亘っています。

直近では平成27年に終了しました学園の新寮建築資金協力の募金活動(約2億円)にも多くの皆様にご協力頂き関係者一同感謝しております。

昨年発行の「小松原40号」にラ・サール会総長ロバート・スチーラ氏の日本訪問の記事を掲載しました。総長はラ・サール学園での講演に際し、「ラ・サール会はブラザーの不足に伴い世界の地区割り等を含む組織の再編成が進んでおり、全世界の関係施設を訪問し今後のラ・サール会の在るべき方向を探しています」と述べておられます。日本のラ・サール会は、現在LEAD(ラ・サール会東アジア管区)に属し、フィリピン・マレーシア・タイ・ミャンマー・香港・日本の7ヶ国で構成されています。

LEAD発足の頃からラ・サール学園同窓会は、函館ラ・サール学園同窓会と共に世界ラ・サール同窓会の日本連盟を作り、世界ラ・サール同窓会連盟に加盟しました。両校の同窓会は少しづつ世界同窓会連盟の活動に参画していることも今年発行の「小松原41号」で報告致しました。

一昨年秋、ロバート・スチーラ総長は来日の際、当時のLEADの経理部長をしておられたラ・サール学園理事長のホセ・デルコス先生に「聖ラ・サールの没後300年」に当る2019迄にミャンマーのラ・サール校の再興をLEADの事業として実現して欲しいとの要請をされました。

その要請を受けられたホセ理事長は東アジア管区は経済的に豊かな国が少ないと考えられ、ラ・サール学園同窓会執行部にミャンマーのラ・サール校建築資金を援助、協力してもらえないかとの相談がありました。

ミャンマーは皆様ご存知の通り現在でも、国情が不安定な国で有ります。しかし、ラ・サール会のブラザーは軍事政権下の時代も活動を続けてきてこられました。政権に学校の建物は没収されましたが、学校の施設は現在も残っており改築と新築を加えれば、学校として機能するとのお話です。ラ・サール学園同窓会はこの要請のもとに、昨年開催の同窓会理事会(平成29年6月開催)で「ミャンマー募金」を開始するか否かの検討を行い、同窓生の皆様に「ミャンマー募金」をお願いすることを全支部長の了解を得て決定しました。ところがその後、ホセ理事長がラ・サール会の要請でメキシコ北部のサルティヨ市に在るサルティヨ大学の学校経営等の指導に行かれることになり、募金活動の開始の準備に時間がかかっていました。

今回の募金は今までの同窓会の募金活動と違い新しい目的の同窓会の事業になります。昨年、ラ・サール学園に来校頂いたパルメニィー修道院長ブラザー・ランベール先生の講演の中に「ラ・サール・ファミリーにおける卒業生の役割とは」という一節が有りました。その中で「同窓生は社会的ネットワークの中で、自らの在り処を展開し、世界中で特に困難な状況に置かれた若者たちに対し、ラ・サールのネットワークを支えていきます」と語られておられます。

日本のラ・サール関係者にとっては、70年近く前に日本の若人の教育のために、ラ・サール修道会の懇情により、カナダから、アメリカから多くの人々の愛の手が差しのべられたことは忘れられません。かの地の人達が1ドルづつ出し合って送って下さったお金でラ・サール学園は出来たと聞いております。そういう見知らぬ遠い国の人達の愛の心の結集による日本のラ・サール学園の出発でした。

それから70年、我々の学園は恵まれた環境となりました。今回の募金がミャンマーの若者たちの将来の発展の一助になればと考えております。

ミャンマーのラ・サール学園同窓会理事の署名
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