2014年2月9日の卒業式の日に発行されたラ・サールタイムスに、生徒から見た新寮の評価が掲載されていたのでご紹介します。予想以上に評価が高いことが良く判ります。

2013年12月21日、寮生は激流の如く過ぎ去っていった2学期を終えると同時に、新たなる生活を始めることとなった。そう、新寮への引越しが行われたのだ。

旧寮お別れパーティーの様子

引越しの夜は旧寮との別れを惜しみ、盛大なパーティーが行われた

さて、昨年度から工事が始まったこの新寮について、生徒間では様々な憶測や噂話が流れていた。「新寮はホテル並みの設備らしい」、「部屋が広くなる」など といったポジティブなものもあれば、「窓に鉄格子が付くらしい」といった出処不明なニセ情報もあった。兎にも角にも、我々生徒の新寮に対する関心は非常に 高かったことがうかがえる。

21日の午後1時、新寮の門戸がついに我々へと開かれた。それと同時に、数多くの生徒が荷物を我先にと新寮内へと運び込む。恐らくこの寮が建設されてから最初で今後も最大であろう混雑具合であった。さて、記者も1週間前からダンボールに詰め込んでいた荷物を抱え、新寮への最初の一歩を踏み入れた。そこで感じたことを素直に表現するならば、「な、なんじゃこりゃ~!!」の一言につきた。ツヤツヤとした真新しい光沢を放つ床、太陽の光を最大限に活用するための沢山のガラスなど、旧寮とは全く違う新鮮な雰囲気を新寮は放っていた。

高校寮の廊下は、パステルカラーの各部屋の扉によって彩られている。ホセ校長先生曰く、色を見ることで人間の感情は左右されるらしい。明るく映える各部屋の扉は、毎朝元気よくスタートするためのおまじないのようなものだそうだ。

部屋の内部は天井が高めに設定されており、部屋の左右の壁の間も広いため、空間的な開放感があった。勉強机の正面に窓が配置されており、自室学習ものびのびとできそうだ。また、棚も旧寮より多く備え付けられているため、私物の整理もしやすい。旧寮では溢れるようなプリント類や教科書をどう片付けるかに苦悩していた人も、これで悩みが解決するはずだ。クローゼットは小さくなっていたが、上手く収納すれば問題ないだろう。

注目は布団を敷くためのベッドだ。こちらは旧寮と同じく畳一畳ほどの大きさの台だ。しかしここに敷かれている畳、実は持ち上げると収納スペースがあるのだ。ベッドの棚が一つしかないと嘆いていた人も納得だろう。その上このベッドの収納を活用するには布団をたたむ作業が必要不可欠なため、二度寝防止にもなる。非常によく出来たベッドだ。

次に公共施設を紹介したいと思うが、ここでは、記者が特別凄いと思った物を挙げる。

まず感動したのはトイレであった。なんと小便器は自動センサー、個室の便座は保温機能とウォシュレットを兼ね備え、手洗いの蛇口もセンサーで反応するものだ。デパートや空港のトイレと紹介されてもなんら違和感のない、豪華なものだった。我々も丁寧に扱い、このクオリティを最大限維持していきたいものだ。さらに、給湯室も進化していた。従来の給湯室の水温は旧高校西寮では75度と、カップ麺を作る際に計算して長めに蓋をしなければならない温度だった。が、しかし新寮では98度のお湯が出るそうだ。その分浮いた時間を勉強に回して成績が上がる生徒が今後数多く出てくるだろう。

他の設備に興味のある方は是非ラ・サール学園のHPを見て頂きたい。新寮写真が数多く載せられている。

これら以外にも新寮の魅力は沢山ある。それは寮生だけでなく、保護者の方や学校・寮関係者の方々も感じられているのではないだろうか。今年度は新寮効果で(かどうかは定かではないが)ラ・サール入試の過去問題の売れ行きが例年よりよいという噂もある。各方面からの関心を集める新寮の今後に、是非注目してほしい。

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